余命10年 小坂流加を読んでどうだったのか [本]
あらすじ
この難病にかかり、発病してから10年以上生きた人は居ないと余命宣告された二十歳の女性の物語、
よく物語ではがんとか難病で余命何年と言うのが多いのですが、物語の設定はその様な設定になってます、
主人公の茉莉さんが余命宣告を受け、その余命を覚悟して生き、その残された時間にいろんな事に気づき成長し、その後、、、、、、、、、、
茉莉さんはどうなるんでしょう。
本の表紙が綺麗な女性のイラストになってます、主人公の茉莉さんでしょうか、その絵を見てると頭の中のキャスティングがイラストの女性が茉莉さんになってしまうので後から見るようにした方が良いと思います、見ても記憶しないといいのかな?
この本との出会い
この作品は2007年に発売された作品でもう14年も経っているんですね、
いつも素通りして来たのですが今回何故か私の所に来たので読んでみました、
最近読んでる本の趣向や無意識に読んでる本が何故か寿命や残された時間、また、過ぎ去って取り戻すことの出来ない時間などが書かれた作品が多いなぁ、と思いながら読ませて頂きました。
零れ話
この作品は初恋と幼馴染との思い出やその後の事が面白く、こうなりたかったみたいな事が良く書かれてます、
誰もが経験する初恋、幼い恋心、
今思えばあの相合い傘ってなんだったのかな?
遠い記憶の中に鮮明に残る相合い傘、
大人になれば忘れられる相合い傘は
子供だけが使える特別な魔法なのかも知れません、
羨ましいですね、
瞼を閉じて遠い昔にタイムスリップしてみたくなりました、
気持ちをゆり動かしてくれる本との出会いは気持ち良いですね。